英文法&発音メモ

英語の音節(シラブル)を理解するとヒアリングが上達する

英語の単語

英語のヒアリングがなかなか上達しない場合、
もしかしたらそれは音節が理解できていないことが原因かもしれません。

でも、音節については割と英語学習の盲点になっていて、
音節がヒアリングとどれだけ大切かという点は見落とされがちです。

そこで、この記事では自分自身の失敗経験をもとに、
音節とヒアリング上達の関係を詳しく書いてみました。

英語の音節なんて、昔の英語の授業には出て来なかった

最近、中学や高校の英語の授業では音節(シラブル/syllable)について教わるそうですね。

私は自分が中学、高校の時の英語の授業では音節というものについて習った記憶がありません。

たぶん、私が学生時代の英語の教育課程の中に「音節」という概念はなかったのでしょう。

だから、大人になってから初めて「英語の音節」と言う概念に出会った時は「なんじゃ、こりゃ?」という気持ちになりました。

そして英語の勉強を続けているうちに、最近になって重大なことに気づきました。

つまり、音節についての理解が不十分だと、リスニングもスピーキングも、すなわち英会話全般で伸び悩む可能性がある、ということです。

ある日のオンライン英会話のレッスンで、私はそのことに気付いたのです。

 

レクサスって何なの?

私がよくレッスンを受けている女性の先生でスゴイ早口の人がいます。
でも発音はすごくキレイで、教え方も上手だと思います。

だから人気もあって、いつも予約はすぐに埋まってしまいます。

それで、ある日のレッスンでこんなことがありました。

たまたま食事の話をしていて、その先生が

「スキップ・レクサス」

という表現を2度、3度と使うんですね。

「スキップ」はskipだとして、「レクサス」が何のことだかよくわかりません。
そう言えばそんな名前のクルマがあったような…。

私が「???」という顔をしているので、すぐに先生は

「skip レクサス, meaning…not eat レクサス」

と説明してくれたんですが、やはり意味不明です。

さて、この「レクサス」とはいったい何だったのか?

それについては後でまた述べるとして、私はこの日以来、いつも音節というものを気にしながら相手の英語を聞いたり、あるいは英語をしゃべったりするようになりました。

 

英語が速く聞こえるのは、1音節の中にある「音」の数が多いから

英語の音節というのは法則があるというより、あらかじめ誰かが決めてしまったような感がありますよね。
だから1語1語覚えるしかないのかなあ、と思います。

でも、基本的に大多数の英単語は1音節だけでできています。
1音節の英単語の例としては以下のようなものがあります。

go
play
stay
thought(thinkの過去形)
bought(buyの過去形)
through(前置詞)

thoughtみたいな長い単語がなぜ1音節かと思うでしょうけれど、この単語の中の「ugh」は発音しせんから、実際には見た目ほど長い単語とはいえないかもしれません。

だから上の例はまだ許せるとして、問題は次の例のような単語です。
これらの単語については、私たち日本人が「何でこれが1音節!?」と思ってしまうものばかりです。

stress
strike
stretch

日本語での音節だと次のように考えます。

ストレス(4音節)?
ストライク(5音節)?
ストレッチ(5音節)?

…というふうに数多くの音節になるのに、英語だといずれも1音節です。

1音節とはカンタンに言えば一瞬でポンッと発音するということですよね。

日本語の場合、1音節の中に1音しかありませんが、英語の場合は母音と子音を合わせると、1音節の中に複数の音がある単語が存在します。

だから1音節の場合、単語によっては日本語の数倍の速さで一気に発音する必要があります。
英語が日本人の耳に速く聞こえるのはそういう理由があったからです。

 

基本的に音節は区切って発音する

逆に言えば、音節がわかれている場合はキチンと分けて発音しなくてはいけない、ということです。

これも私がレッスンで注意されたことのある単語ですが、皆さんは次の単語をどのような発音しますか?

particularly

オンライン英会話のレッスンで、私は日本語感覚で普通に「パティキュラリー」と発音したところ、先生にダメだしをもらいました。

先生はチャットボックスに次のように書いてくれました。

particularly

[ per-tik-yuh-ler-lee ]

先生の説明によれば、この語は5音節なのだから、ちゃんと5つのパートに分けて発音してください、ということでした。

つまり、次のような感じで発音するということです。

パッ・ティッ・キュッ・ラッ・リー

これを「タンタンタンタンタンッ」とリズムよく発音するのが正解です。

 

音節を大切にすると、発音の仕方が正確になる

たとえば次の単語はどう発音しますか?

recognize

まず、音節はどこで区切るかが問題です。

「レコグナイズ」だからre-co-g-ni-zeだと思ったら間違いです。

正しくは

rec-og-nize

recまでが1音節だという点に注意してください。

極端に言えば「レック・オグ・ナイズ」です。

だから「レコグナイズ」よりも「レッコグナイズ」の方が近いということになります。

 

では、次の2語はどう発音しますか?

magazine

chocolate

まず、音節で区切ってください。
正しい音節の区切り方は次の通りです。

mag-a-zine

choc-o-late

カタカナで表すと次のような感じです。

「マグ・ア・ジーン」

「チョク・オ・レット」

したがって「マガジーン」「チョコレット」より

「マッガジーン」

「チョッコレット」

と発音したほうが英語っぽくなる、ということです。

 

では、次はどうでしょう?

Japanese

音節の区切り方は次の通りです。

Jap-a-nese

もうわかりますね?

「ジャパニーズ」ではなく

「ジャッパニーズ」

こんな感じで発音した方が英語らしくなります。
(ただし露骨にそう発音するわけではありませんよ!あくまでもそういう意識を持つということです)

 

カタカナだと8音節でも、英語では2音節になる場合がある

では、最初に戻って「skip レクサス」は何だったのかをお話ししましょう。

オンライン英会話のレッスンが終わった後、私は録音しておいた音声を何度も聞き直してみましたが、結局よくわかりませんでした。

でもその時、なぜかふと「音節」という概念を思い出したんですね。

もしかしたら、これは数多くの母音と子音からなる単語を2音節で素早く発音しているだけではないのか?と思ったのです。

すると、その瞬間に答えがわかりました。

skip breakfast
(朝食を抜く)

先生はそう言っていたのです!

breakfastは日本語風に発音すると「ブレックファースト」と8音節になります。

しかしこれを

break-fast

と、2音節ですばやく発音されたため、私の耳には「レクサス」に聞こえた、というわけでした。

あらためて録音した先生の発音を聞いてみると、うん、確かにbreakfastと2拍で言っているのがしっかりと聞こえます。

これでまた1つ、ヒアリングのコツを開眼したような気がしました。

 

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