英会話の学習法

独学好きの自分が英会話の独学にだけは限界を感じた理由

本に埋もれている人

書店に行くと数えきれないくらいの英会話の参考書や教材が並んでいます。
つまり、英会話を独学している人がそれだけ多いという証拠ですね。

でも皆さんは「独学だけで英語が話せるようになった人」に出会ったことがありますか?
たぶんそんな人、見たことないでしょう?

じゃあ、それはなぜでしょうか?

考えてみれば理由は明白です。
今回はその理由について書いてみました。

どんな優れた教材を使っても独学で英会話の習得は難しい

1人で道を歩いている人

私はそもそも1人で勉強するのが大好きです。
また、得意でもあります。

思えば中学生時代からそうでした。
授業で先生の説明を聞くより、自分で参考書や問題集で自習した方が勉強がはかどるタイプでした。

これはもしかしたら子供ながらに「わからないことを自分で調べ、解決する」ということに一種のロマンを感じていたのかもしれません。

その傾向は大人になっても変わりませんでした。
私は仕事の関係で国家資格を複数取得していますが、勉強方法は基本的にすべて独学でした。

はっきり言って、独学のコツについて入門書を1冊書けるレベルだと思っています。

そんな私が30歳前後の頃から英会話の勉強に目覚め、またもや独学を開始しました。

しかし英会話の独学は容易ではなく、挫折しては再開し、しばらく続けてまた挫折…。

本当にバカな話ですが、その「独学→挫折→独学→挫折…」は20年間も続いたのです。

そして50代になってオンライン英会話を始めたら、あっという間に英会話ができるようになってしまいました。

これについては他の記事ですでに書いていますが、そうした自分の経験から言っても、「英会話に限って言えば独学は無理」というのは真実だと思います。

 

独学に限界がある理由は「コミュニケーションの道具」だから

ではなぜ「独学マスター」の私をもってしても英会話の独学だけには限界を感じざるを得なかったのでしょうか?

今となってみれば理由は明白です。
英会話は学問ではなく、人と人とのコミュニケーションの道具だからです。

考えて見れば当たりまえ過ぎて、「何、そんなフツーのことをもったいぶって書いてるんだ」と思われそうです。

でも、私に限らず英会話を独学でマスターしようと考えている人は現にたくさんいます。
ということは、「当たりまえでも気持ち的には納得できない」ということではないでしょうか。

それではなぜ、英会話を独学で習得できると思い込んでしまうかと言うと、英会話が受験英語の延長線上にあるものだとカン違いしているからです。

つまり英会話もまた学問の一種だという思い込みがあるのでしょう。

確かに英語のリーディングであれば独学で十分です。

なぜなら英語リーディングはコミュニケーションの道具というより、学問に近いからです。
でも、英会話はそうではありません。

英会話はインタラクティブ、つまり双方向のツールです。
英会話のうち半分は自分の領域ですが、もう半分は話している相手の領域なんですね。
相手がいて完成されるのが英会話です。

だから自分1人でやる独学には限界があるのです。

 

英会話のドクガク(独学)は単なるクガク(苦学)

テニスコートに1人

英会話を独学しようとする場合、普通、誰でもやるのがお手本フレーズの丸暗記でしょう。
というか、「英会話の勉強=フレーズの暗記」という文化が世の中に定着しているようにさえ思えますよね。

実際、私も英会話の独学をやっていた頃は毎日が英語フレーズの暗唱でした。

でも、いくら何千フレーズを丸暗記しようとも英会話ができるようにならないのは、実際の英会話は「想定外の連続」だからです。

たとえばテニスで10年間、1人で壁打ちを続けていても一流のテニスプレーヤーにはなれません。

壁打ちの場合だと、自分が打った瞬間にだいたいどっちの方向へ球が返って来るかが予想できますが、実際の試合では相手は必ず想定外の球を打ってくるからです。

英会話もそれと同じで相手はこちらの想定通りの流れでしゃべってはくれません。
だからフレーズの丸暗記では身につかないのです。

もしかしたら、「じゃあ、暗記するフレーズをもっと増やせばいいじゃないか」という人もおられるでしょう。

ところがそれも無理です。
たとえば1,000フレーズ丸暗記してもダメだったから、10,000フレーズ丸暗記してやろうと考えたとします。
それでも実際の英会話では必ず想定外の展開が出てきます。

会話で大切なのは想定問答を覚えることでなく、最初から想定なんかせずに自由にしゃべれるようになることなんですね。

だから英語のフレーズをたとえ何万フレーズ丸暗記したとしても、それは結局、実りのない苦行に終わる可能性がきわめて高いということです。

 

英語の独学は経済面でも苦学になる

空っぽの財布

ついでにもう1つ、英語独学が「経済的な面でも苦学になる」ということを書き添えておきたいと思います。

今、丸暗記する英語フレーズを増やしたらどうか、という話を書きましたが、これは実際に多くの英会話独学者がやっていることだと思います。

たとえば英語フレーズ集Aを使ってみたが英会話ができるようにならない。
そこで次は英語フレーズ集Bを買って使ったが、やはりそれでもダメだった…。

こうしてA→B→C→D…と次々に教材を乗り換えていくうちに、気が付いたら何十万円も無駄にお金を使っていたということになりがちです。

結局、安くすませようと思って、逆に高くつくのが英語の独学です。
そして何より、時間とエネルギーの無駄づかいです。

 

学び方を変えた瞬間に限界が消えてしまう不思議

スターウォーズなど宇宙関係のSF映画をご覧になったことが1度でもあればご存じだと思いますが、ワープ航法というのがありますよね。

たとえば1万光年離れたところまで行くのに普通であれば光の速さでも1万年かかる。
しかし時空のゆがみを利用したワープ航法を使えばほんの短時間で到達できる。
それがワープ航法でした。

もちろんこれはSF上の架空の話なので信じてはいけません(たぶん…)。

でも、英会話の勉強の場合、そのやり方を変えるとワープのような不思議なことが起きてしまうんですね。

つまり独学で20年間やっていても身につかなかったのに、独学をやめると1年か2年で“だいたい”話せるようになる、という不思議なことが起きてしまうのです。

確かに英語専門職としてやっていくには物足りないレベルかもしれません。
ハーバードの学生と英語でディベートできるレベルでもないでしょう。

でも、急に外国人と英語でコミュニケーションを取る必要が生じても大丈夫なくらいの英会話力はあっという間です。

私はいまだに独学が好きで、今でもいろんなことを独学していますが、外国語だけはこの先もアンチ独学派でしょうね。

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