英会話の学習法

例文を暗記しまくっても英会話がさほど上達しない本当の理由

語学と言えば暗記するもの、というのはもはや鉄則のように思われています
しかし、いくら英語の例文を丸暗記しても、いっこうにしゃべれるようになりません

  • いったいなぜだろう?
  • 自分の努力不足なのだろうか?
  • 使った例文集が悪かったのだろうか?

こういった疑問が浮かびますが、実を言えば本当の理由はそれらのいずれでもありません

この記事では、英会話集の例文をどれだけ丸暗記しても英会話がさほど上達しない理由について考えてみたいと思います

ただし、語学学習に多少の暗記はやはり必要です

でも、それは英会話集の例文ではないと思います

では、何を暗記すればいいのでしょうか

それについてもしっかりと書かせていただきました

ぜひ、最後までお読みください

 

例文暗記と英会話とでは、アタマの働き方が違う

語学と言えば例文の丸暗記…。
ということで、各出版社から何冊もの例文集、フレーズ集が毎年のように発刊されています

でも、英会話の例文を丸暗記して、本当に英語がペラペラになるのでしょうか

実はぼく自身、かつて何冊もの例文集を丸暗記してきました
たとえば有名な〇〇〇だとか、〇〇シリーズだとか…
でも、何冊丸暗記しても、街で海外からの観光客に道を教えてあげることさえできませんでした

そのたびに、まだまだ努力が足りないんだと自分を責めながら、新しい例文集を買いに書店へ行っていました
でも、今にして思えばまったく無駄な努力でした

確かに例文を丸暗記する作業は脳にとって大変な作業です

しかし、いったん完全に例文を丸暗記できてしまうと、その次から脳は少しでもラクしようとして、「脳の自動化システム」が働き出します
そして何も考えなくても同じことなら何度でも繰り返せるようになるのです

だから極端な話、いったん例文を丸暗記してしまったら、
「今日の夕飯は何にしようかな」などと考えながらでも、それらの例文を暗唱することができてしまうのですね

ところが、現実の会話では脳を使わなくてもいいような同じ会話ってほとんどありません
まあ、あっても挨拶くらいかな…

だから、いくらたくさんの英会話の例文を丸暗記していたって、実際の場面ではまったく脳が自由自在に働かないので、結局、言葉がスムーズに出てこなくなるんです

会話っていうのは、しゃべる内容をあらかじめ暗記して臨むものではありません

だから、どれだけ多くの英会話集の例文を丸暗記したって、ペラペラにはならないということです

 

しゃべれるかどうかは、しゃべりたいことがあるかどうか

英会話に限らず、人はなぜ会話するかというと、それは「伝えたい思いがあるから」なんです

誰かが書いてくれた例文には、その自分の伝えたい思いが入っていません

だから、それをいくら丸暗記しても、どだい英会話には役に立たないのです

ちょっと考えてみればわかると思いますが、人は自分が興味を持ったことなら、自然、どんどん言葉が出てきますよね
途中で言い間違えたりしても、相手が突っ込んできても、そんなことどうでもいい、自分のしゃべりたいことをとりあえず言っちゃうよ、みたいな状況になります

これに対して、興味ないことについて話せって言われても、言葉につまってしまいますよね

逆に言えば、この脳ミソの法則を利用すれば、英会話が上達しそうだと思いませんか?

 

下手でもいいから自分で作った英文を暗記する

とは言え、やはり語学に暗記は必要です
では、何を暗記すればよいのか、その答えはカンタンです

伝えたいことを自分で英作文し、それを暗記する

これを毎日1フレーズだけでも継続すれば、信じられないくらい英語の表現力がアップします

でも、そもそも自分で英作文するなんて無理!
って方、いらっしゃるでしょう
でも、そんなに難しく考えなくても大丈夫です

たとえば今、自分の状況をちょっと観察してみてください

たとえばぼくはまだ夕飯を食べていなくて、今、すごくお腹がすいています
この状況を人に英語で伝えたいならパソコンを開いて

「すごくお腹がすいている 英語」

と打って、検索してみてください

I’m so hungry.

など、何通りかの表現が出てきますよね

これは超カンタンな例でしたけど、もうちょっと長めの文章だって、それを細切れに区切って個別に検索したものを、andやso、then、becauseなどでつなげていけばいいだけです

やっていけば、すぐコツがわかりますよ

 

作った英文が通じるかどうか、オンライン英会話などで試してみる

自分で作った英文が実際に通じるかどうか、できれば英語をしゃべれる人を相手に試してみた方がいいです

身近に外人さんでもいればいいのですが、なかなかそういうわけにはいきません

ぼくの場合だと、オンライン英会話の先生との会話でさりげに自分が作っておいたフレーズを使ってみます

案外すんなり通じることが多いのですが、間違っていたら先生が訂正してくれます

そして、その訂正してもらった英文をそのまま丸暗記すればいいのです

これって、どこかの他人が作っておいた例文集と違って、自分自身の脳が一度は汗をかいた英文ですから、ものすごく生々しい状態でアタマにはいってくるんですよね

だから、時たま違う状況で使う時も、瞬時にちょこっと変えて使うことができるんです

たとえばオンライン英会話なら、次に別の先生のレッスンでちょこっと言い換えて使ってみるとか…

こうした英作文を毎日1つずつくらいのペースでやっていきます

えっ、1日たった1フレーズでいいの?

と思われるかもしれませんが、
自分の血が通った例文1フレーズは
どこかの他人が作った例文10個よりもはるかに使えます!

 

まとめ

  • 他人が作った例文をいくら丸暗記しても、実際の英会話では役に立たない
  • しゃべれるかどうかは、伝えたい思いがあるかどうか
  • 下手でいいから、伝えたい思いを英文にしてみる
  • まず、自分で作った英文を暗記する
  • その英文が伝わるかどうか実地に試してみる
  • この作業は1日1フレーズで十分