オンライン英会話

子供用オンライン英会話が効果的な本当の理由【親も知らない?】

家族でパソコンを見ているところ

[質問]
近頃、子供用オンライン英会話の話をよく聞きます。
でも、大人ならともかく、
小さな子がパソコン画面の中の外国人から
「英語で英語を学ぶ」というのが想像できません。
本当に効果があるのでしょうか?

まず、子供用オンライン英会話が通学型の英会話スクールと違う点をいくつかあげてみましょう。

  • 送り迎えがいらない
  • 月謝が圧倒的に安い
  • マンツーマンレッスンである
  • 入会金がない
  • レッスン時間を選べる
  • 先生を選べる
  • キャンセルや休会がしやすい

こうした情報ならネットにもよく載っています。
でも、「オンライン英会話の子供への効果」についてはいまだに半信半疑の方も多いようです。

そこで、この記事ではそこら辺について、もう少し深掘りして説明してみたいと思います。

 

 

オンライン英会話の効果は子供にこそストレートに現れる

1人でパソコンを見ている男の子

まだ日本語の言葉さえ十分に覚えていない小さな子供がオンライン英会話でどうして英語を学ぶことができるのでしょうか?

まず、その理由について説明します。

小さな子供は英語で英語を学べる

幼児教育の世界には臨界期仮説という考え方があります。
これは簡単に言えば、苦労することもなく何かを自然に身に付けられる限界の年齢のことです。

たとえば音楽を例にすると、「鳥の鳴き声がドレミの音階で聞こえる」といった能力のことを絶対音感と呼びますが、この能力を身に付けられるのは4歳から6歳頃までだそうです。
つまりこの年齢が絶対音階の臨界期だということです。

これと同じように言語の習得にも臨界期があると言われます。
ただしその年齢には複数の説があり、5歳まで、または9歳まで、あるいは12歳頃まで大丈夫だ、という学者もいます。

ともあれ、子供時代の一定の年齢までに学習を開始した言語については文法などの理屈を介さなくてもその言語を習得できるということです。

そして、この臨界期仮説を利用しているのが子供用オンライン英会話です。

わずか5歳前後の子供が英文法を知らなくても英語を習得できてしまうなんて不思議…と大人は思うかもしれませんが、それは「子供だから」なのです。

大人の場合、英文法という理屈のバックボーンが必要

もちろん大人の場合もオンライン英会話は非常に有効ですが、大人の場合、中学英語レベルの基礎英文法という下地が必要になってくるでしょう。

なぜなら臨界期をとっくに過ぎているからです。

では、同じ子供でも臨界期を過ぎたと思われる子供、例えば中学生くらいはどうなのでしょうか。

この頃になると物事の「理屈」を理解する力も育ってくるので、臨界期の能力は失われても理屈でカバーすることができるようになるわけです。
(でも、正直言えば小さい頃から英語を始めた人にはかなわないかも…)

 

小さい子供はパソコンの前に大人しく25分間も座っていられるの?

これは痛いところです

確かに幼児と言われる年代の子供たちは好奇心旺盛なので、オンライン英会話を始めたばかりの頃は25分間もパソコンの前に大人しく座っていてくれないでしょう。

したがって、最初のうちはご両親のどちらかが同席する必要がありそうです。

しかし先生の英語が少しずつ理解できるようになるにつれて、子供の集中力は増してきます。
そのうち、「自分1人でレッスンを受けたい」と言い出すようになるでしょう。

ここで一応、親の同席期間の目安を載せておきます。
(あくまでも目安なので、この通りとは限りません)

  • 小学校に上がる前…半年から1年
  • 小学生…1か月から2か月くらい

 

子供用オンライン英会話の先生はネイティブでなくても効果あるのか?

1人でパソコンをしている女の子

オンライン英会話では一般的に外国人講師が英語でレッスンをおこないます。
そして、ここでしばしば話題になるのがその講師の国籍ですね。

オンライン英会話の講師にはフィリピン人が多い

下のリンク先の記事は子供用オンライン英会話の人気スクールをおおまかに説明したものです。

ざっと目を通していただければわかると思いますが、子供用オンライン英会話のスクールでレッスンを受け持つのはほとんどフィリピン人講師です。
(中にはDMM英会話やネイティブキャンプのようにネイティブや日本人講師を含む世界各国の講師が子供用レッスンを担当できるスクールもあります)

子供がジャンプしているところ
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子供用オンライン英会話に期待し始めた皆さんの中には

「外国人が英語を教えるって言うからてっきりアメリカ人が出て来るのかと思っていたけど、フィリピン人だったの?」

と思うかもしれません。

そこで次に、この「ネイティブ講師か、フィリピン人講師か」についても考えてみたいと思います。

フィリピン人講師ってどんな人たちなの?

フィリピンの標準語はフィリピン語ですが、それとともに英語も公用語として使用されています。

フィリピン人は日本でいう幼稚園のようなところで3歳から英語を学び始めます。

ただし日本の英語教育と違うところは「会話もしっかりやる」というところです。

小学校に上がるとほぼすべての教科書は英語で書かれているので、英語の読み書きまで完璧になります。

最終的に多くのフィリピン人たちがネイティブのように英語ができるようになります。

世界には母国語ではないのに英語を話せる民族は多数ありますが、そうした中でもフィリピン人は特に優秀な英語の使い手です。

フィリピン人講師たちの英語の発音は?

フィリピンには172個の言語があって、これらがフィリピン人にとっての本来の母語です。
(その中の1つの母語をもとにフィリピン語と呼ばれる標準語が作られましたが、実はこの公用語としてのフィリピン語が苦手なフィリピン人がたくさんいます)

フィリピンの母語は日本の方言とは全然違い、お互い文法的にも全く異質の言語です。

一応、フィリピン人の英語はアメリカン・イングリッシュが基調となっていますが、その発音にはところどころ母語の影響が出てきてしまいます。
それがともすると「なまり」に聞こえる場合がある、ということです。

ただ、オンライン英会話で講師をする人たちには大学で英語の教職を専攻していたり、あるいは前職が貿易関係、あるいはコールセンターでの仕事だったりする人が多いので、割ときれいなアメリカン・イングリッシュを話す人が多いです。

とはいえ、やはり一部にちょっとなまっているような人がいないわけでもありません。

こういった先生たちに大人はやけに敏感なのですが、一方、子供の場合はほとんど問題になりません。
つまり将来、なまった英語を話すようなことにはならないので心配する必要はありません。

とはいえ、一応スクール側も気を付けているので、本当にそこまでなまっている先生というのはほとんどいないと思いますが…。

結局、フィリピン人講師とネイティブ講師のどちらがいいか?

結論から言えば、私はフィリピン人講師をおすすめします。
その理由は2つあります。

フィリピン人講師は子供の扱いが上手!

話がちょっと複雑ですが、フィリピン人はみんな早婚です。
若い先生だな、と思っても、たいがい小さな子どもがいたりします。
おまけにフィリピン人は兄弟、姉妹が多く、しかもたいがい大家族で住んでいます。

何が言いたいかというと、つまりフィリピン人は日本人やアメリカ人など他の先進諸国とは違い、はるかに子どもの扱いに慣れている人が多いということです。

だから、オンライン英会話で日本人の子供がどんなにつまらなそうな顔をしていても、何とかして楽しませようと努力してくれます。

まさにホスピタリティのかたまりとでも言うべき人たちなのです。

いくら臨界期までの小さな子供でも、最初はやはり英語の勉強なんて「かったるい」と思うかも知れません。

でも、その時期を乗り越えることができるのは、おそらくフィリピン人の先生たちの温かい気持ちがあるからです。

フィリピン人は外国語を学ぶ大変さを知っている

たとえばアメリカ人と話していると、彼らって平気で難しい言葉を使ってきます。
たとえば「概念」とか「客観的」とか…。

しかしフィリピン人の場合、「こういう言葉って、英語勉強中の人には難しいだろうなあ」と察するセンスがあるためか、難しい言葉をやさしい別の言葉に言い換える習慣があるように思います。

ある人に言わせれば「それじゃ勉強にならんじゃないか!」ということなのですが、この「手かげん」が子供にはとてもいいのです。
(ちなみに大人も最初はフィリピン人に英語を習った方が絶対にいいです!)

 

オンライン英会話が子供にこそ向いている理由として、おもに次の2つについて述べました。

  • 子供用オンライン英会話は子供の臨界期仮説にも合致する英語学習法
  • 子供用オンライン英会話で活躍するフィリピン人講師は子供の扱いが上手

納得していただけたでしょうか?

最初は子供をパソコンの前に座らせてもレッスンにならないかも知れません。
でも、慣れてくれば親の出番はなくなって来ると思います。