英会話の学習法

最初からネイティブをお手本にすると英語は上達しない

アメリカ国旗

私たち日本人は英語を学ぶ場合、なぜかアメリカ人たちのネイティブ・イングリッシをお手本にしがちです。

しかし実を言えば、英語は絶対にノンネイティブの先生から学んだ方がいいと思います。
なぜなら英語をもっとラクに、もっと早くマスターできるからです。

なぜ、そう言えるのか?
その理由について詳しく書いてみました。

そろそろネイティブ信仰を捨てよう

日本人が英語を話題にする時、「ネイティブスピーカーのようにペラペラ」とか、「ネイティブ並みの英語力」という表現をさかんに使います。

でも、「ネイティブのような英語」だけがそんなに素晴らしいのでしょうか?

確かに英語という言語はまずイギリスという本家があって、分家のアメリカが世界一の経済大国になったものだから、一見、アメリカ英語が世界のスタンダードのように思われがちです。

しかし、実際には全世界で英語を話す人のうち、ネイティブの割合はわずか25%に過ぎません。

本当のことを言えば、アメリカ人やイギリス人たちネイティブ以外の人々が話す英語、すなわちノンネイティブ・イングリッシュの方が世界のスタンダードなのです。

私たち日本人が英語を学ぶ場合、必ずしもネイティブを目標にする必要はない、というのはこういう理由があるからです。

 

アメリカ人の口語表現を覚える必要はない

アルファベットのミニチュア

たとえばハリウッド映画を字幕なしで観たいというなら、アメリカ人の口語表現を覚えておかないと理解できないかもしれません。

でも、私たちが英会話の勉強をする最大の理由はおそらく海外に行ってコミュニケーションに困らないようにしたいからだと思います。

そうであるなら、あまり余計な雑学の勉強に時間をさくのは不合理だと思います。
もちろん記憶力がバツグンで、アメリカの口語なんてどんどん覚えられるというなら大丈夫でしょう。

でも、そうでない場合、余計なことに手を出したばかりに挫折してしまうことだってあります。

だからできる限り横道にそれない方がいいと思います。

 

ネイティブの発音をお手本にしなくてもよい

フィリピンのビーチ

日本で販売されている英語や英会話の参考書にはほとんどDVDが付く時代になりました。
逆にDVDが付いていないと英語の参考書は売れない傾向があるようですね。

それはそれでいいのですが、気になるのはそれらのDVDで声を入れている人たちがほとんどアメリカ人ばかりだということです。

もし、それらのDVDの声がフランス人だったり、インド人だったり、あるいは日本人だったりした場合、おそらくそれらの参考書は売れなさそうですね。

でも、これが私たち日本人のネイティブ信仰の実態です。
アメリカ人の発音じゃないと嫌だという変な価値観があって、それを誰も変だと思っていないのですね。

しかし、そのアメリカ人の英語の発音は少なくとも日本人にとっては一番難しい発音でしょう。
なぜ、わざわざ自分からハードルを高くして、それで挫折したがるのでしょうか?

そんなところで特攻精神を発揮するより、もっとハードルの低いところから、たとえばフィリピン人の先生に英語を習うといったところから始めた方がもっと早く英語が上達すると思います。

 

ネイティブのようにペラペラ話さなくてもよい

先ほども書きましたが、日本人の間には「ネイティブのようにペラペラ」という表現があります。
でも、英語に限らず言葉というのは何もペラペラ話す必要はないと思います。
逆に言えばペラペラ話す人って、なんだか信用できないと思いませんか?

言葉はペラペラ話すことより、その内容の方がもっと大事です。

おそらくそれはアメリカ人もそう思っているのじゃないかという気はしますが、日本人の多くはなぜか英語については「ペラペラ話すことに価値がある」と思い込んでいるようですね。

 

ネイティブらしい英語にこだわらない

choose your wordsと書かれたピース

「その言い方はネイティブには失礼に聞こえます」とか、「その言い方ではネイティブは怒りますよ」とか、一種の脅しみたいな表現でネイティブ英語を押し売りしてくる人がいますよね。

まったくもって余計なお世話です。

そもそも、すべてのネイティブがそんなに度量の小さい人ばかりであるはずがありません。
それなのに、英語で商売をする人の中には「ネイティブ」という言葉を使えば「売れる」ものだから、ことあるごとに「ネイティブ」という表現を使うわけですね。

これは別の話ですが、ある大学の名前を本のタイトルに入れるとよく売れる、というので、「〇〇大学式△△法」とかいうタイトルの本が山のようにあるのとよく似ています。

 

ネイティブだからといって、よい先生とは限らない

これはとても簡単な事実です。

あなたはおそらく日本語ネイティブだと思いますが、今日からいきなりアメリカ人に日本語を教えられますか?

無理だと思いますよ…。

でも、教えてもらうアメリカ人にしてみれば、「おお、日本語ネイティブの先生だ!」というので、あなたに大いに期待しているかもしれません。

これと同じような期待を私たち日本人はアメリカ人の英語の先生に対して抱いています。
つまり英語がネイティブだからといって、よい先生とは限らないということです。

もちろんアメリカ人の先生にも教え方の上手な人はいると思いますが、ネイティブだからといって全員が素晴らしい先生だと信じるのはよくないということです。

 

ノンネイティブの先生から英語を学ぼう

オンライン英会話の場合、ノンネイティブの先生が人数的には多いですよね。
ノンネイティブということはその国の全員が英語を話せるわけではない、ということです。

逆に言えば、英語を話せるノンネイティブの先生は「英語を学ぶことの大変さ」をよく知っている、ということでもあります。
その大変さを理解しているかどうかが、結局はよい先生かどうかの分かれ目だと思います。

また、ノンネイティブの先生はあくまでも英語の基本を教えようとしてくれます。
だから学ぶ生徒側としてはムダなく、最短距離で英語を学べると思います。

そして、実はもっと大きなメリットがあります。

それは私たち日本人はアメリカ人の先生を相手にすると神様か王様でも相手にしているように緊張してしまいますが、ノンネイティブの先生ならリラックスできるということです。

これがノンネイティブの先生から英語を学ぶ上での最大のメリットかも知れません。

 


自分自身は毎日オンライン英会話で非ネイティブの先生のレッスンを受けています。

DMM英会話なので講師の国籍は130か国以上になるのですが、お気に入りの先生はフィリピン人とセルビア人です。

ここで書いたことは自分自身が毎日オンライン英会話のレッスンを受けている中で感じたことがもとになっています。

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