便利な英語表現

make sure は「間違いなくちゃんとやっておく」という意味

make sureと書かれたカード

英文や英会話の中に make sure が出てくると、とたんに意味がわからなくなってしまう場合がありませんか?

それはきっと make sure の本当の意味について、混乱するような教わり方をしてきたからです。

make sure の基本的な意味は1つしかありません。

それさえわかれば、make sure がどんな文脈で出てきても混乱することなく理解できます。

 

▼こちらの記事に他の重要表現もまとめてあります
日本人が苦手にしやすい英語表現【便利なのに知らないと大損】

make sure の本来の意味は「確実に~するよう手を打つ」

日本人によって書かれた make sure についての解説を読むと、たいがい「make sure には2つの意味がありまして…」というところから話が始まります。

しかし、その順番で説明されるとたいがい頭が混乱してきます。
そこでこの記事ではまず make sure の本来の意味を明らかにし、その上でどんな使い方ができるかを説明したいと思います。

make sure は一種の念押しとして用いられる

make sure の根本的な意味は上にも書いたように一種の念押しで、だいたい次のような気持ちを表したい時に用いられると考えてください。

「確実に~するよう手を打つ」 
「必ず~なるよう手配する」 
「ちゃんと~する」 
「忘れずに~する」

 

では、make sure の一般的な使い方を見てみましょう。

We have to practice harder to make sure our team will win.

チームの勝利を確実にするためにはもっと練習しなければならない。

You shoud make sure (that) you follow the law.

ちゃんと法律に従うべきだ。

Make sure to turn off the TV.

忘れずにテレビを消してね。

Make sure (that) you bring your passport.

パスポートを忘れずにちゃんと持ってってね。

 

子供がテレビを見ている画像

2つの意味があるのではなく、本来は1つの意味だけ

make sure を辞書で調べると、だいたい次のような意味が書かれています。

①「~を確実にする」
②「~を確認する」

しかしネイティブが make sure の使い方や意味を説明する場合、make sure に2つの意味があるという説明はめったにせず、どちらか言えば①の「~を確実にする」のみを述べる場合が多いと思います。

こうした違いが出てくる理由は日本人と英語ネイティブとで言葉の認識の仕方が違うからです。

ネイティブの感覚では make sure はあくまでも何かを「ちゃんとやりとげたい」からこそ「想定通りになっていることを確認したい」という気持ちから使う言葉です。

それはどんなシチュエーションでも変わりません。

ただ、それを日本語に訳すとなると、②の「~を確認する」という訳し方の方が便利な場合が出てきてしまう、ということです。

その例をいくつかあげてみましょう。

次のような例文の場合、本来の気持ちは「ちゃんとできているとは思うんだけど」というものですが、それを日本語に訳すと「~であることを確認する」の訳の方が自然に感じられます。

I want to make sure that you understand.

私はあなたが理解していることを確認したい。

She made sure that the door was shut.

彼女はドアが閉まっていることを確認した。

上の例文の場合、「理解できているか否かを確認する」とか「閉まっているか否かを確認する」というより、いずれも「できているという前提」での確認だということです。

閉まっているドア

 

単なるcheckとは違う、make sureの正しい使い方

今、上で説明したことから、make sure は単に check の言い換えではないということがお分かりいただけると思います。

ドアに鍵が掛かっているか、いないかを調べるのはcheck

check は「合っているか、間違っているか」「できているか、できていないか」を分類する場合などに使います。

だから極端な話、次の例文で言えば鍵が掛かっていなくても放っておく場合があるということです。

I checked that the door was locked.

ドアに鍵を掛けたかどうかを確認する。

ドアの鍵を確かに掛けたことを確認するのはmake sure

make sure は先ほども書きましたが「できているはず」という前提で確認する場合に用います。
だからもし鍵が掛かっていなければ、ちゃんと掛けてくるという意図が含まれます。

I went back to make sure the door had been locked.

ドアに鍵がちゃんと掛かっていることを確認するために戻った。

ドアに掛けられた鍵の画像

 

make sure文の時制は使い方でいろいろ変わる

make sure に続くthat節の中の時制について、常に現在形になるという説明がされている場合があります。

しかし実際には完了形や未来形になる場合もあるので、前後の意味を考えて使う必要があります。

that節に現在形が使われる場合

I want to make sure that I earn some money every day.

毎日、必ずいくらかのお金を稼ぐようにしたい。

完了形が入ってくる場合

I went back to make sure I had turned off the light.

電気を消したことを確認するために戻った。

that節に未来形を使う場合

I have a lot to study to make sure that I will pass the exam.

試験に必ず合格するために勉強すべきことがたくさんある。

試験を受けている人の手

 

make sure of と make sure to も意味や使い方は同じ

make sure の後ろに来るのがthat節ではなく、of や to の場合も意味や使い方は変わりません。

make sure of~は後ろに名詞が続く場合

You should make sure of the fact.

その事実を見極めるべきだ。

make sure to~は後ろに動詞が続く場合

Make sure to turn off the radio.

ラジオをちゃんと消して!

 

make sure のおさらい

make sure の根本的な意味は「確実に~するよう手を打つ」というものでした。

そのプロセスで物事が想定通りになっていることを「確認する」場合にも使います。
いずれの場合も気持ちは同じです。

お分かりいただけましたか?

では、再度、このフレーズを…。

Do you make sure to understand how to use “make sure”?

 

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