英語と仕事

資格・資金なしでも英語力だけで稼げるフリーランスの仕事5選

フリーランサー

[質問]
将来、大好きな英語を活かせる仕事に就きたいです。
でも、会社勤めは自分には向いていません。
英語で稼げるフリーランスの仕事で、何かおすすめはありますか?

英語を使う仕事はたくさんありますが、
“あこがれ”だけで選ぶと大失敗します。
この記事ではその辺の事情をわかりやすく書きました。

 

フリーランサーになりたい!

2020年、コロナ禍で失業者が増える中、政府はいち早くフリーランサー数百万人に対して持続化給付金を支給しました。

政府も世の中におけるフリーランサーの存在をしっかりと認める時代になってきたというわけですね。

「自分の得意技×英語力」に高値が付く時代になった

「大好きな英語で生きていく」ということは、結局、自分の趣味や興味、得意分野を英語で世界に発信していくことに他なりません。
だから英語力を磨くことは大切ですが、自分自身の今までの人生も大切にしてください。
自分の今までの人生の中に、どんな価値ある発信材料が眠っているかわからないからです。

フリーランスが生きて行きやすい時代にもなってきた

昔はあらゆる業界に様々な「規制」がありました。
ところが今ではどの業界でも規制緩和と自由化が進む時代となりました。
フリーランス(自由業)とは、まさに文字通り自由化時代の先頭を走る存在です。

でも、お手本となる人があまりいない世界なので、何をするにも不安は付き物です。
しかし逆に自分自身が“草分け”的な存在になればよいとも言えます。
そうすれば後々、いわゆる“先行者利益”を得ることができるでしょう。

 

資格なし、資金ゼロでも会社に頼らず英語で生きていける仕事5選

意外にも英語を活かせる仕事には国家資格が必要なものが多いです。
ところが需要が増えているのに無資格でもOKとか、逆に国家資格が不要になったものもいくつかあります。
そうした中でフリーランスの仕事としておすすめできる職種を5つ選んでみました。

海外への電話代行

電話しながらパソコンを見ている女性

たとえば日本国内のブティックなどで、海外の店から直接商品を輸入する場合がよくあります。
そういう場合、英語が話せない店のスタッフや経営者に代わり、海外の店に問い合わせの電話をする仕事です。

買い物をする前に店に在庫確認の電話を入れるって、仕事以外でも普通にやりますよね。
それを英語でやるだけの仕事で、もちろん在宅が基本です。

ただ、海外への電話をかけることになるので、相手の国によっては夜中に電話をかける場合がある、ということです。

オンライン英会話の講師

ヘッドセットをしている女性

オンライン英会話において、意外にもネイティブ講師並みに重宝されるのが日本人講師です。
実際、生徒からも大人気です。

ところがオンライン英会話では日本人講師はまだまだ人手不足の感があります。
そんな事情もあってか、たとえばDMM英会話ではTOEIC等の条件は必須ではありません(ただし英語力は絶対条件です)。

一応は組織に所属するカタチにはなりますが、業務委託契約なので実質的にはフリーランスです。
働く時間や曜日も自分の意志で決められます。
もし、腰をすえて働く気があるなら、そこそこの収入になるでしょう。

動画翻訳

パソコンをしている女性

今、ネットの世界ではYouTubeなどの動画がすごい勢いで増えています。
しかも世界各国で作られた動画を自分のパソコンやスマホで観ることができる時代になりました。
そういう中で求められているのが動画の字幕制作やナレーションなどの翻訳です。

この仕事はクラウドソーシングの形で、つまり発注者と直接契約し、連絡を取り合ってやっていくことになります。
自分のパソコンが1台あれば在宅でできる仕事で、今後もさらに市場は拡大していくと思われます。

通訳ガイド

京都の街角

通訳ガイドという仕事はもともと正式には“全国通訳案内士”と呼ばれる国家資格が必要な職業でした。
ところが外国人観光客の増加にともなって自由化され、2018年、ついに資格がなくても通訳ガイドの仕事ができるようになったのです。

無資格の場合は通訳案内士の名称は使えませんが、客の立場からすれば“通訳案内士”より“通訳ガイド”の方が馴染みがありますよね。

通訳ガイドと言えば、京都で日本刀を持ったラストサムライとして外国人観光客を集めている“おじいさん”をテレビで観たことはないですか?
その人はジョー岡田さんという方です。
もし、通訳ガイドをめざすなら、まさにあのジョー岡田さんがお手本だと思います
別に全国の名所案内ができなくても、地元の有名スポットを誰よりもわかりやす。く、楽しく外国人観光客に説明できればいいだけですよね。
地域限定の地味な通訳ガイドでも、うまくいけばジョー岡田さんのように世界中のガイドブックに自分の名前が掲載され、大成功するかもしれません。

外国人向けの日本語添削・代筆サービス

パソコンで仕事をしている女性

日本のマンガやアニメの影響で、今、世界中で日本語に興味を持つ人たちがいます。
そして日本に来て、日本語を勉強している人がたくさんいます。
そういう人たちが書いた日本語の文章を添削したり、時には日本語の文章を代筆する仕事です。

「そんな仕事、どこでもらうの?」と疑問に思われるでしょう?
皆さん、「ココナラ」というサービスをお聞きになったことはありますか?
これは「知識・スキル・経験」など、自分の得意分野に自由に値段を付けて売ることができるスキルマーケットです。

この「ココナラ」で自分の名前を売った後に自分のウェブサイトでさらに仕事を取り、在宅ワークとして広げていくこともできそうです。

 

 

【参考までに】英語ができても普通人には資格要件がキツ過ぎる仕事5選

この記事の主旨からは外れますが、できれば避けた方がよいと思われる仕事も参考までに書いておきます。

出版系の翻訳業は規制だらけでやりにくい

「語学を活かせると言えば翻訳家かなあ」と思う人が多いようですが、版権の問題があるので自由に好きな翻訳をするわけにはいきません。

それに、出版の世界というものは著者でさえ売り上げの1割しかもらえず、ましてや翻訳しただけだとさらに低いギャラになります。
同じ翻訳をするなら、先ほど説明した動画翻訳の方がまだ自由に稼げます。

ツアーコンダクターは組織系の仕事、しかも資格が必要

これはいわゆる「添乗員」というもので、“旅程管理主任者資格”を取る必要があります。
この仕事は語学力より、観光客が泊まるホテルの手配など事務的な仕事の方が多いです。
フリーランス志向の人には性格的に合わないかもしれません。

一方、旅行会社に所属している人の場合はこの旅程管理主任者資格に加えて全国通訳案内士の資格も同時取得している人が重宝されます。
ところが先ほども説明したように、その全国通訳案内士の仕事は現在、資格がなくてもできる自由業になりました。

組織に所属して手堅くやっていくか、フリーランスで個性的に自由にやっていくか、どちらを取るかはあなたしだいです。

英会話教室の講師はバイリンガルが優先される

なぜ、人が英会話スクールに通うかと言うと、それはネイティブ講師に教えてもらいたいからですよね。。
もちろん日本人講師がいい、という生徒さんもいますが、その場合はバイリンガルの先生の方が人気が出るのは容易に想像できるでしょう。

だから、もし英語の先生になりたいというなら、オンライン英会話の講師の方がなりやすいと思います。

日本語講師は公的資格が重視される

日本語の先生として外国人に日本語を教えるのは自由ですが、手堅く仕事をやっていくには“公認日本語教師”という公的資格がないと圧倒的に不利です。

海外向けのネットショップ運営

ウェブサイトを作ったり、海外からの問い合わせメールに英語で答えるには確かに英語力があった方がいいでしょう。

でも、本当のことを言うと、海外向けだろうが国内向けだろうが、一番必要なものは語学力ではなく一種の商才です。
それがない場合、ほぼ100%失敗します。
これは国内向けに海外からの輸入品を販売する場合も同様です。

 

 

グローバル化とともに「英語力あり」の将来性は大きい

この記事の最後に「キツ過ぎる仕事5選」を付け加えましたが、これは「英語が活かせる仕事」として多くのネット記事に書かれている仕事ばかりです。
これは書いている人もおそらくよくわからずに書いているようで、ある意味、無責任だとも言えます。

ただ、ここに書いたような注意事項さえ気を付ければ、英語力は今後ますます大切な能力になっていきます。
とりあえず簡単な仕事でもいいので、英語力をお金に変えてみる、という体験から始めてみましょう。
フリーランスとして必要な知恵は後からどんどん付いてくるはずです。