便利な英語表現

come to think of it は「あっ、そう言えば」

come to think of itと書かれたカード

“come to think of it” は急に何かを思い出した時などに使う決まり文句です。

日本人の場合、このフレーズを使う人はあまりいないかもしれません。
そもそも何かを急に思い出したとしても、このフレーズ自体を思い出せないかもしれませんよね(笑)。

でも、いつかこんな表現をさりげなく使えるようになりたいものです。

 

▼こちらの記事に他の重要表現もまとめてあります
日本人が苦手にしやすい英語表現【便利なのに知らないと大損】

急に何かを思い出したら “come to think of it ~” で話を続ける

電球のスイッチを入れる指

Come to think of it, I haven’t had lunch yet.
そう言えばまだ昼食をとっていなかった。

ずっと仕事をしていて昼ごはんを食べ忘れていたことに気づいた時にこういう言い方をします。

come to think of it は日本語では次のような表現になるでしょう。

come to think of it の意味
考えてみれば
(あっ)そう言えば
今、思い出したんだけど
今ふと思ったんだけど

では、なぜこのような意味になるのでしょうか。
“come to think of it” を分解して考えてみましょう。

  come to do  
そもそも come to do には「~するようになる」の意味があります。

I came to dislike him.
私は彼が嫌いになった。

  think of  
think of~ は「~を思いつく」という意味です。

I thought of a good excuse!
うまい言い訳を思いついた!

 

  it   

it は形式目的語としての it、つまり今から言おうとしていることを先に指し示す it です。
(一般的には「訳す必要のない it」と呼ばれています)

I think it wrong that you blame yourself.
あなたが自分を責めるのは間違っていると思う。

【結論】

上のように考えると、come to think of it の本来の形は次のようなものであることがお分かりいただけると思います。

When I come to think of it, I haven’t had lunch yet.

または

I come to think of it that I haven’t had lunch yet.

しかし、「あっ、今思い出した!」という感じで会話の中で使う場合は余計なものを省略して使うことになります。
だから、

Come to think of it, I haven’t had lunch yet.

 

come to think of itの実際の使い方

「そういえば」と書かれた吹き出し
では、“come to think of it” を使った例文をいくつかご紹介します。
ここにあげた例文でこのフレーズのほとんどの使い方は網羅できていると思います。

I have no money, come to think of it.
そう言えばお金を持っていなかった。

Come to think of it, I seem to have been cheated.
考えてみればあの男にだまされたようだ。

Come to think of it, I did see her walking on the street yesterday.
そう言えば昨日、確かに私は彼女が道を歩いているのを見た。

I think he wasn’t at the party. No, come to think of it, he was.
彼はそのパーティーには来ていなかった。いや違う、思い出した。彼はいた!

Was there any message from him?
-Yes. there was, come to think of it.
彼から何かメッセージはありましたか?
-はい、ありましたね、そう言えば。

Her wedding is next Sunday, which, come to think of it, is also my grandmother’s birthday.
彼女の結婚式は来週の日曜日だが、そう言えばその日は祖母の誕生日でもあった。

 

come to think of it:いくつかの注意点

日本的な「そう言えばさあ~」はちょっと違うかも…

ここで1つ、日本人がカン違いしやすそうな使い方を上げておこうと思います。

日本人は今思い出したことでもないのに、あたかも今思い出したかのように「そう言えばさあ~」と話し始める場合がありますよね。

たとえばちょっと気になることを言われた相手に対し、その真意を聞こうと思っていたのだけれど、なかなか切り出せず、やっとの思いで「そう言えば昨日、こんなこと言ってたよね」と尋ねる場合があります。

こういう場合にはたぶん “come to think of it” は使わないと思います。そう言う場合は次のような言い方の方がいいのではないでしょうか。

There’s something I wanted to ask you.
あなたに聞きたかったことがあるんだけど。

When you come to think of it の形で使う場合もある

これはcollins辞書にあった例文ですが、時々このような表現に出会います。

You know, when you come to think of it, this is very odd.
今、あなたも気づいたとは思うが、これはたいへん奇妙だ。

また、アマゾンにこういうタイトルの本がありました。

『When You Come to Think of It, Who Created God?』

どんな内容かは全く知りませんが、一応、参考までに。

Now that I think of it もまったく同じ意味

ちなみに “Now that I think of it” もまったく同じ意味で使われます。
あえて言えば “come to think of it” よりはちょっと固いかな、くらいでしょう。

Now that I think of it, I haven’t had lunch yet.
そう言えばまだ昼食をとっていなかった。

 

今回は英語の日常的な表現をご紹介しました。

こうしたフレーズは市販の会話集などにも載っているかもしれませんが、やはり実際の英会話の中で使われているところをナマで聞いた方が早く覚えます。

ただ、その実際の英会話に日常的に触れること自体が普通は難しいですよね。
そういう場合、オンライン英会話が役に立ちます。

1日25分、空いた時間でちょこっとレッスンを受ける感じです。

 

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